超高濃度ビタミンC点滴療法(アスコルビン酸)による先端代替医療

現在のがんに対して
1. 有効な治療法がない
2. 抗がん剤や放射線治療の無効の方
3. 抗がん剤や放射線治療と併用する方
4. 抗がん剤や放射線治療の副作用が強くて続けられない方
に行われます。

高濃度ビタミンC点滴療法はどのような効果があるのですか?

高濃度ビタミンC点滴療法では中に含まれるアスコルビン酸が酸化される際に大量の過酸化水素が発生します。正常な細胞は酵素によって過酸化水素を中和できますが、がん細胞はこれを中和できず死んでしまいます。効果としては高濃度ビタミンC点滴療法が抗がん剤でもあるわけです。

超高濃度ビタミンC点滴療法の実際の治療はどうするのですか?

高濃度点滴療法のバックの中に大量のビタミンCはもちろん、他のビタミン剤も注入して約2時間かけて椅子に座りながら高濃度に点滴療法します。その間は何をされても結構です。院長自身に同様の治療をしています。実際に体験しているからこそ詳細なアドバイスが可能です。

超高濃度ビタミンC点滴療法を今現在、治療されている方はいますか?

はい。様々ながんの方に治療いただいております。副作用もなく安全に治療できています。腫瘍マーカーの低下や、リンパ節の縮小など、実感されている方もいらっしゃいます。

超高濃度ビタミンC点滴療法の往診はしてもらえますか?

通院できない方の場合でも往診をおこなっています。往診距離には制限がありますが、状況によってはご協力させていただきます。(費用はご相談ください)

高濃度ビタミンC点滴療法はなぜ治療費が高額なのですか?

高濃度ビタミンC点滴療法、キレーション点滴療法に最も重要な薬剤が、高濃度のビタミンC(=アスコルビン酸)とNaEDTA溶液です。これらはすべて海外から成田経由で輸入されたものです。現地の価格に関税、輸送代(厳密な温度管理されたクール便)、輸入代行会社の手数料が加算さてるため、クリニックに届くまでに大変高価になります。
治療費はすべて自費のため、保険診療のような3割負担が適応となりません。
当院では、免疫力の低下したがん患者さんに使用するため、調合には後述のように細心の注意を払っております。

手洗い

高濃度ビタミンC点滴療法調合前、高濃度ビタミンC点滴療法注射前に、グルコン酸クロルヘキシジンという消毒薬で、丁寧に手指を洗います。
これは、ウォーターレス法という手術時の外科医が手を洗う最新の方法です。

クリーンベンチ

(高濃度ビタミンC点滴療法を調合するときは、「クリーンベンチ」という周囲と隔離されたフィルターを通過したきれいな空気しか流れない環境内でおこないます。
特に高濃度ビタミンCは調合すると、デヒドロアスコルビン酸に変化しやすくなります。調合後にすぐ点滴療法として使用するだけでなく、調合前もすべて専用の保冷庫に保管されています。)
以上のように、高濃度ビタミンC点滴療法は非常に時間とコストと手間が必要となっています。ご理解、ご協力いただきますようお願い致します。